ファクタリングの種類

ファクタリングにはいくつか種類があります。大きく分けると2社間の契約と3社間の契約です。ファクタリングは売掛金を買取してもらうものですので、2社間で完結します。ところが、取引先企業の同意も得たうえで3社間契約をしたほうが信用が上がります。

手数料で言うなら圧倒的に3社間のほうが有利になっています。しかし、ほとんどの経営者は取引先に会社の経営状況が厳しいということを知られたくありません。そのため、2社間のファクタリングのほうが人気があるようです。3社間の場合の手数料の相場は、2%~5%程度です。

これが2社間になると5%~25%程度となります。一概にどちらのほうがいいというわけではなく、手数料なども含めて総合的に判断をしましょう。例えば手数料が5%ですむなら取引先に知られないですむというメリットのほうが重要になるかもしれません。逆に25%かかるなら取引先に知られてでも手数料を節約することも検討するべきです。

そのほかにも細かい契約内容まで見ていくと業者によって差があります。必ず確認しておきたいのは倒産のリスクをどちらが負っているのかです。取引先企業が倒産をしたら売掛金は回収できなくなります。その場合にリスクを負わなくていいのなら安心ですが、契約内容によってはそのリスクを売主が負うようになっていることがあります。

さらに、支払った手数料は戻ってこないのでトータルでも損をすることに。取引先が倒産する可能性はそれほど高くはないですが、よく考えて決めましょう。

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